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01 産地

中国福建省・徳化窯の白磁

中国・福建省にある徳化窯は、千年以上にわたり白磁をつくり続けてきた産地です。宋代以降、海のシルクロードを通じて世界へ運ばれ、ヨーロッパでは「ブラン・ド・シーヌ(Blanc de Chine=中国の白)」と呼ばれ愛されてきました。

徳化の陶土は鉄分が極めて少なくカリウムに富み、青みのある冷たい白ではなく、温かみのある半透明の象牙色に焼き上がります。高温焼成による収縮を経ても繊細なディテールが残る——この「白さ」と「強さ」の両立が、花を活ける器としても、光を透す器としても理想的な理由です。

歴史
千年以上つくり続けられてきた産地
別名
ブラン・ド・シーヌ(中国の白)
評価
徳化窯址はユネスコ世界遺産「泉州:宋元中国の世界海洋商貿センター」(2021年登録)の構成資産
素材
低鉄分・高カリウムの磁土
プリント用に調整された徳化の陶土
仕上げは、いまも職人の手で

「工芸品」でもなく、「工業製品」でもなく。

私たちが使うのは徳化の陶土ですが、徳化の伝統的な石膏型は使いません。造形は3Dで描き、一層ずつ積層する——型では抜けない形を、この土を最も長く扱ってきた土地でつくっています。

02 — 技術 →